HERPANGINA ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナ

herpangina

ヘルパンギーナ

夏風邪の一種で、幼稚園くらいの子がよくなります。

潜伏期間

2~4日間です。

症状

発熱は38~40℃程度で、2~3日続くのが一般的です。 のどの痛みを訴える場合が多く、食事ができなくなることがあります。のどは赤くなったり、小さな水ぶくれができます。 水分が取れない場合は、脱水症になることがあります。

治療

ウイルスをやっつける薬がないため、症状にあわせた治療になります。 一般的には、熱がありしんどい時には熱さまし、口内炎がひどい時は塗り薬か飲み薬を使ったりします。

家庭で気をつけること

  1. 食べ物
    口の中が痛い時は、やわらかいものを与えます。
    プリン、ゼリー、アイスクリーム、冷やしたおじや、とうふ、さめたグラタンなど。
  2. 水分
    十分補給したいものです。
    牛乳や麦茶、味噌汁など、刺激が少なくて本人がのめるものにしましょう。
    オレンジジュースなどすっぱいものはしみます。
  3. 入浴
    高い熱がないときや、元気なときは入浴してもかまいません。

こんな時はもう一度受診を

  1. 水分をあまり飲まないとき、おしっこが少ないもしくは出ない時
  2. 高い熱が3日以上続くとき、頭痛、嘔吐があるとき
  3. 元気がなくてぐったりしているとき

保育所・幼稚園・学校

熱が下がって口の痛みがなくなるまで休ませましょう。